忍者ブログ

古道具さわだ お道具資料編

古道具買取り店「京都さわだ古道具」の書画骨董、茶道具などお道具にまつわる資料を日々まとめております。読者様のご参考にしていただければ幸いにございます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

真葛焼ー神奈川県の焼物(関東地方)

真葛焼の解説です。


真葛焼(まくずやき)は別名太田焼ともいい、神奈川県横浜市中区太田町の陶窯で焼かれたもの。

明治4年(1871)に横浜の商人鈴木保兵衛は京都真葛原の人宮川香山を招き土を薩摩に採り薩摩製の錦手を模造しました。

香山は名工で明治7年(1874)に塩田真の言に基づき磁器の製造もしました。

草木の枝葉、花蕋(はなしべ)、禽虫の羽毛・嘴脚(くちあし)のような精密細緻なものをつくり花瓶・飾壺などに装着しました。
当時はその巧妙さが賞賛され輸出もおびただしかった。
その反面実用に適さないとの批評も受けたようです。
後に帝室技芸員になります。



伊賀写蛙花生












----------------------------------------

参考文献『原色陶器大辞典』

----------------------------------------


 


 


 


 


 


そのガラクタ捨てるの待ってください!!


眠ったままの古道具・骨董品はございませんか?


きちんと拝見ししっかりと買取ります!!


         ↓↓


ホームページ:http://www.sawa-d-guya.com


 

PR

益子焼ー栃木県の焼物(関東地方)

益子焼の解説です。


益子焼(ましこやき)は栃木県芳賀郡益子町の産。
磐城相馬焼の系統で炻器質のモノです。

嘉永6年(1853)に大塚啓三郎の創始にかかります。
当時の旧藩主は一物産とし同人を御用陶器師にし、新たに製造に従事する者には資金50両を貸与し奨励するまでに盛んであった。

降って、安政2年(1855)に塩谷郡長井村の白土を採り白掛けをなし彩画を加え京焼の土瓶・土鍋に倣い製造しました。

以来次第に盛んに製造されるようになっていきました。

近代の作家では浜田庄司、佐久間藤太郎らの民芸作家が著名です。







----------------------------------------

参考文献『原色陶器大辞典』

----------------------------------------


 


 


 


 


 


そのガラクタ捨てるの待ってください!!


眠ったままの古道具・骨董品はございませんか?


きちんと拝見ししっかりと買取ります!!


         ↓↓


ホームページ:http://www.sawa-d-guya.com


 

松ヶ谷焼ー佐賀県の焼物(九州地方)

松ヶ谷焼の解説です。


松ヶ谷焼(まつがたにやき)は肥前国(佐賀県)小城郡岩松村の磁器をさします。
松香渓焼・松香谷焼・松香焼の別称もある。

天和年間(1681-1684)に同村松香渓と呼ばれる地に小城藩主の別邸が建築されるとこれの御庭焼きとして開かれました。

享保11年(1726)には直接藩の事業に移管されました。

製品は肥前諸窯中の優良品で大川内焼に類似し、白磁染付・青磁・まれに色絵を出しました。

6代藩主の治世まで記録が残っており(延享4:1747)その後しばらくにし廃窯をむかえたと考えられています。










----------------------------------------

参考文献『原色陶器大辞典』

----------------------------------------


 


 


 


 


 


そのガラクタ捨てるの待ってください!!


眠ったままの古道具・骨董品はございませんか?


きちんと拝見ししっかりと買取ります!!


         ↓↓


ホームページ:http://www.sawa-d-guya.com


 

三国焼ー福井県・兵庫県の焼物(中部・関西地方)

三国焼の解説です。


①福井県三国焼
別名:坂井焼とも。福井県三国町で焼かれた陶磁器。
吉川窯(1690-1755)に始まり、札場窯(1768-1896)、明治期の木下窯・陣ケ岡窯(広野焼とも)・横山窯と興り現在に至る。
製品は日用雑器が主で、札場窯にいたっては赤絵の金襴手も多く産しました。


②兵庫県三国焼
兵庫県明石市大蔵谷の狩口で、舞子の奥ですり鉢を焼いていた三国久八が1810年に新窯を築き焼き始めた陶器をさします。
鉄粉を混ぜた釉薬で黒味がかった日用陶器を出しました。
1910年頃に閉窯したそうです。
また明石焼の一種でもありますが初代は舞子焼として販売したようです。









----------------------------------------

参考文献『原色陶器大辞典』『やきもの事典』

----------------------------------------


 


 


 


 


 


そのガラクタ捨てるの待ってください!!


眠ったままの古道具・骨董品はございませんか?


きちんと拝見ししっかりと買取ります!!


         ↓↓


ホームページ:http://www.sawa-d-guya.com


 

御菩薩焼ー京都府の焼物(近畿地方)

御菩薩焼の解説です。


御菩薩焼(みぞろやき)は初期京焼の一つで、1654年頃から記録にみえる錦手の茶陶で京都市北区上賀茂御泥池町あたりで焼かれたといわれています。

「みぞろ(み登ろ)焼」「御菩薩」「御菩薩池」の印がある製品が伝えられています。









----------------------------------------

参考文献『原色陶器大辞典』『やきもの事典』

----------------------------------------


 


 


 


 


 


そのガラクタ捨てるの待ってください!!


眠ったままの古道具・骨董品はございませんか?


きちんと拝見ししっかりと買取ります!!


         ↓↓


ホームページ:http://www.sawa-d-guya.com


 

資料検索

例)〇〇焼、〇〇県の焼物、固有名詞などを入力してお探しください。

プロフィール

HN:
澤田
HP:
性別:
男性
職業:
古物商

カウンター