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古道具さわだ お道具資料編

古道具買取り店「京都さわだ古道具」の書画骨董、茶道具などお道具にまつわる資料を日々まとめております。読者様のご参考にしていただければ幸いにございます。

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元立院焼ー鹿児島県の焼物(九州地方)

元立院焼の解説です。


元立院焼(げんりゅういんやき)は大隅国姶良郡帖佐村西餅田(現鹿児島県姶良郡姶良町西餅田)のやきものです。

寛文元年(1661)に古帖佐焼の再興として小野元立坊が起こしたそうです。
偶然に同国横川村山ヶ野金山(姶良郡横川町上ノ)にいた周防国(現山口県)の北村伝左衛門を招いて肥前伝磁器を製造しました。

共同出資者脱退後も元立坊が経営を図り陶器製造に従事しました。
藩庁もこれを援護し寛文5年(1665)元立坊を焼物頭取役にしました。

以来盛業を続けますが彼の没後は衰退し廃窯。


製品は焼き締めもので日常雑器を中心とした。


・補足
元立坊が創始したもので観音寺焼というものもある。
黒褐釉の素地に利休茶色の円形をした砕裂文様の泡釉が掛かったもの。






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参考文献『原色陶器大辞典』

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源内焼ー香川県の焼物(四国地方)

源内焼の解説です。


源内焼(げんないやき)は讃岐国志度(香川県大川郡志度町)の陶器です。

宝暦年間(1751-1764)にご存知の方も多いと思いますが、平賀源内が長崎から伝えた交趾焼の陶法によってはじめました。

作品は主に弟子の脇田(堺屋)源吾(舜民)や五番屋伊助(赤松松山)が源内の指導によって焼かせました。
世界図・日本図の地図や西洋風の斬新な意匠が特色です。これは平賀源内の案によるものと考えられています。

確認されているものでは源吾の手によるものが多く「志度舜民」「舜民」「民」などの銘印が見られます。








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参考文献『原色陶器大辞典』

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小石原焼ー福岡県の焼物(九州地方)

小石原焼の解説です。


小石原焼(こいしわらやき)は福岡県朝倉郡小石原村の陶器です。別称に中野焼があります。

天和2年(1682)に肥前の風に倣い開窯。

貞享年間(1684-1688)には皿山奉行が設けられて盛んになります。

寛政年間(1789-1801)には陶工8戸、窯3区までに。

場所があまりに遠く運送の便が悪かったために享保元年(1716)藩主の命によって藩窯(高取焼)は現在の福岡市西新町に移りました。


※高取焼との関連項目










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参考文献『原色陶器大辞典』

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小久慈焼(久慈焼)-岩手県の焼物(東北地方)

小久慈焼の解説です。


小久慈焼(こくじやき)は岩手県久慈市小久慈町の日常陶器をさします。
ー久慈焼に同じー

初代熊谷甚右衛門は磐城国(現福島県)の相馬焼の陶工である田代清治右衛門に陶技を学び、文政5年(1822)頃帰国し開窯。


以来父子相伝で六代に及んだそうです。

半農半陶の民窯で雑器が主。








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参考文献『原色陶器大辞典』

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小杉焼ー富山県の焼物(中部地方)

小杉焼の解説です。


小杉焼(こすぎやき)は越中国射水郡小杉(現富山県射水郡小杉町)で焼かれたものです。

小杉の名は古くは古志機と書くそうで、陶窯も早くから起こっていたと考えられています。
同地在高畑の与右衛門という人が天保6年(1835)頃に創窯したそうです。

与右衛門は18歳の頃より諸国の窯場を巡歴し相馬風の法を習い、十年余りで帰郷して同地の平野山の土を使い作陶を始めたとされます。

製品は花瓶、水指、茶碗、燭台、火鉢、酒器、石皿など多種で中でも徳利の種類が最も多く確認されています。鴨徳利(一番有名)、太鼓徳利、瓢箪徳利、茄子徳利などなど。

釉調は銅青磁釉及び飴釉が代表的。

明治20年(1887)三代目陶山三十郎の頃に廃窯。

作品の多くが無印ですが、中には瓢箪形の中に「小杉」、単に「小杉」と捺したものなどが確認されています。





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参考文献『原色陶器大辞典』

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プロフィール

HN:
澤田
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性別:
男性
職業:
古物商

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